マセラティの象徴的なフロントグリルの中に鎮座する新しくなったトライデントロゴは、低めの位置にデザインされ、過度な主張をすること無く存在感を放っています。その上部にあるモダンな楕円形ロゴは、マセラティ新時代の象徴を示しています。

ジウジアーロがデザインした3200 GTからインスピレーションを受けたブーメラン型のテールライトが、グレカーレのすっきりとしたボディラインに合わせてシームレスに統合されています。下に目を移すと、新設計のエキゾーストがマセラティサウンドを視覚的に表現しています。

フラッシュドアハンドルに見られるような純粋なデザイン、カーボンファイバーを使うことで強調されたテクニカルコンポーネント、そしてトライデントロゴを彷彿させる新しいデザインのアルミホイール、これらの連続的なコントラストが流麗で滑らかな形状を生み出しています。SUVに見事にマッチした魅力的なクーペスタイルです。

トリプルサイドエアベントは、1947年以来マセラティのデザインに欠かせない要素です。グレカーレはそれらの要素とともにモデルネームが与えられます：GT、Modena、Trofeo。後方からサイドに目を移すと、台形のCピラーはトライデント ロゴを配しています。

ヒーターと送風機能を備えたグレカーレのシートは、絶対的な快適さでドライバーやパッセンジャーを包み込みます。最高品質のレザーと手縫いのステッチに加えて、マセラティのロゴがヘッドレストにエンボス加工されています。

グレカーレのサンルーフは少し色味の入ったガラス製で、自動開閉とベンチレーション機能があります。光に照らされた内装素材は抜群です。なお、トロフェオでは標準装備です。

グレカーレの多機能なステアリングホイールは、エンジン始動ボタン、ドライブモードセレクター、ADASコントロールボタンといった重要な機能が備わっており、ステアリングを握ったままの操作が可能です。標準装備のアルミ製パドルシフトは、グレカーレのスポーティーさを更に強調させます。

室内インテリアは、機能的な印象を引き立たせるアルミ素材をはじめ、質の高い素材を組み合わせることで、より美しさが強調されています。ドアの開閉で触れる際にも、優美さを感じ取ることが出来るでしょう。

センターパネルはボタンだけでなくシフトノブも排除。そのおかげで、ゆったりとしたアームレスト、2つのカップホルダー、バタフライ式の開閉が可能な大型のセンターコンソール収納ボックス、そして非接触の携帯充電が確保されています。

12.3インチのTFTフル液晶モニターは、ドライバーが明確に視認できるように精細にデザインされています。お好みに合わせて必要な情報量と表示パターンの選択や設定が可能です。

ドライビング体験の向上に寄与します。ヘッドアップディスプレイによって、視線をそらすことなく重要な情報を確認することが出来ます。表示方法は好みに応じて、さまざまなパターンでカスタマイズすることが出来ます。

レーザーカットされたメタル製のカバーを採用したツイーターとミッドレンジスピーカーが自然な高性能サウンドを見事に奏でます。

12.3インチと8.8インチの2つの大画面スクリーンは、操作しやすいように角度がつけられ、センターパネルをすっきりとした印象にしています。人間工学的な設計のもと、ドライバー優先の位置に設置され、ほとんどすべての機能操作はタッチパネル式となっています。