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フラッグシップとしてのMC20と派生モデル
Maserati Corse: Racing Legends #3

MC20

MC20はレースのためにマシンとして生まれた。しかし世界を代表するGTカーブランドであるマセラティのフラッグシップにふさわしいラグジュアリーかつエレガントなテイストと高いユーザビリティに拘った。そこにはパワートレインのチューニングをはじめとして、キャビンの遮音性とスポーツフィーリングあふれるサスペンション・セッティングの両立など枚挙のいとまない。「このMC20はグラントゥーリズモでありながらも、腕のあるドライバーにとってはかなり過激さを楽しむことができます。サブフレームやサスペンションの剛性と軽量化追及のため、普通のスチール材はほとんど使用していません。ブラケットの材質など細部までこだわりました。」とはチーフエンジニアのフェデリコ・ランディーニ。

GT2

そして、それらをすべてレースのために振ったのが、ジェントルマン・レーサー(アマチュア・レーサー)のためのGT2だ。マセラティコルセはもはやアマチュアが入り込む隙のないGT3カテゴリーではなく、新しいカテゴリーである「ファナテックGT2 ヨーロピアン・シリーズ」に向けたホモロゲーションモデル、GT2を完成させた。このサーキット専用シングルシーターマシンは限定50台が、チームやジェントルマンドライバーに向けて販売される。空力特性の最適化、ダウンフォースのバランスに拘り、フロントスプリッター、アジャスタブル・リアウィング、レーストラック用フロアパネルなど多くのセクションが新規会圧された。また、より大型のターボチャージャーを採用し、様々なサーキット・コンディションに合わせたセッティングへの対応を可能とする。サスペンション廻りはレーシングコンポーネントへモディファイされ、フロントとリアに調整可能なショックアブソーバーとアンチロールバー、6 速シーケンシャルレーシングギアボックス、電動ロータリーギアシフトアクチュエーター付きパドルシフトが装着される。

「ファナテックGT2 ヨーロピアン・シリーズ」2023年の最終戦でGT2はデビューを飾り、初参加でポールポジションを獲得。2024年シーズンも開幕戦でポールトゥウィンを達成するというようにポテンシャルの高さを見せている。

MCXtrema

さらにMC20のサーキット専用モデルとしてMCXtrema(エムシーエクストレーマ)も一般顧客に向けて、62台が限定生産される。新しいターボチャージャーの採用で740ps にパワーアップされたほか、6速シーケンシャルギアボックス、カーボンセラミックブレーキシステムの装着が行われる。このモデルは、公式レースへの参加を目的とするものではなく、オーナーのためだけに提供されるサーキットランなどの特別なサービス、MCXperienceを楽しむためのモデルだ。“62台限定”という数字は、MC12が50台、MC12ベルシオーネ・コルサが12台、計62台販売されたというヒストリーにちなんで設定されたもの。

GT2ストラダーレ登場

さらに2024年の北米モントレーカーウィークにてGT2のストリート・バージョンであるGTストラダーレがアンヴェイルされた。GT2ストラダーレは、ロードバージョンであるMC20とコンペティションモデルであるGT2の中間に位置する。“ロードカーとして快適なツーリングを楽しみつつ、サーキットへ到着するなら、そこでトップレベルのパフォーマンスを発揮する”というマセラティならではのDNAを継承するモデルだ。先代グラントゥーリズモ MCストラダーもまさにそんな一台だ。ロールケージの組まれた硬派な2シーターモデルでありながら、快適にデイリードライバーカーとして楽しめる一台であった。

パフォーマンスの点では相当に硬派なスペックが特徴だ。ネットゥーノ・エンジンは最高出力640psへとパワーアップされ、マセラティとして、“サーキット以外でも使用可能な最もパワフルなICE搭載モデル”であるという。足回りもGT2に準ずるもので、ブレーキシステムはブレンボとのコラボレーションで専用に開発されている。

GT2ストラダーレのスタイリングはコンペティションマシンの風格を備えている。シャープなイメージのフロントグリルとバンパー、大型リアディフューザー、GT2譲りの新形状ルーバー付きボンネットに注目して頂きたい。フロントフェンダー上部にエアアウトレットが設けられた他、リアフェンダーのエアインテークも大型化され、空力特性の最適化とエンジン・クーリングに抜かりはない。リアエンドは大型のCFRP製スポイラーとGT2モデルにインスパイアされたアジャスタブル・リアウィングが映える。これらの空力チューニングで、280km/hにおけるダウンフォースはMC20の3倍を超えるという。
キャビン内もアルカンターラとマット仕上げで統一化されており、CFRPセンターモノコックも意図的に露出させ、レーシーなイメージを高めている。センターコンソールは軽量化のために小型化され、サベルトとのコラボレーションによるCFRP製ダブルシェルシートが採用される。

GT2ストラダーレの登場で、MC20ファミリーはより選択肢が広がり、コンペティションモデルも含めると4つのバリエーションが存在することになる。どのモデルも極めて魅力的であるから、マセラティスタの皆様のニーズに合わせて、より深くディテイルを知って頂きたい。

 

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